No.262 ヒトとネコのために安全な室内作り
こんにちは!大治町、清須市、中村区、中川区、津島市の近隣にありますあま市のあま動物病院です。
前回 猫との防災を考える内容の本を購入したとお知らせしました。
これから本文の内容を抜粋して少しずつ紹介していきます。
まずは準備が大切、ということで「ヒトとネコのために安全な室内作り」について。
① 不要な物を捨てる
極論を言えば部屋に何もなければ大きな揺れがきても物が散乱したり転倒することはありません。
② 整理整頓
例えば避難時に必要な懐中電灯、どこにあるか把握していますか?探し物をしていて逃げ遅れることのないように収納を考えましょう。
③ ネコの避難場所を作ってあげる
逃げ込める場所としてキャリーケースを使うことも一案です。日頃から居心地のよい空間に仕立てて ネコがそこで過ごすようになれば 避難時にそのまま運べるメリットがあります。
④ ネコのための安全地帯を作ってあげる。
留守中に地震が起きてネコが室内に閉じ込められることのないよう、ストッパーでドアを開いた状態にしておいたり、キャットドアで避難通路を確保します。転倒防止は家具だけでなくキャットタワーやタワーケージもお忘れなく。
さあ、今すぐ取り掛かりましょう!
ちなみにですが、今日 診察に来たネコちゃん、自慢のお髭がガスコンロの火でチリチリになっていました(ToT)
防災対策はもちろんですが、日常に潜む危険にも気をつけてあげてくださいね。コンセントのコードを噛みちぎって感電したり、特に冬場はストーブによる火傷などにもご注意ください。
では、次回は 「ヒトとネコの日頃の備え」をお伝えします(o^^o)
やまもと