NO.219 犬種別 ケアとかかりやすい病気 第二弾
こんにちは、海部郡、清須市、中村区、中川区、津島市の近隣にありますあま市のあま動物病院の村松です。
今回は、前回の続きで犬種別でケア方法やかかりやすい病気のご紹介、8種類のワンちゃんたちです。
・ミニチュア・シュナウザー
遺伝的な皮膚病や脂質代謝異常になりやすいです。高齢では、腎臓病にも注意が必要です。脂質代謝異常は、胆嚢の病気や腎臓・尿道結石を併発させやすくなります。
【皮膚病・脂質代謝異常・胆嚢疾患腎臓病・尿道結石など】
・パピヨン
高所からのジャンプなどによるケガに注意。緑内障にも注意が必要。
【緑内障など】
・ヨークシャテリア
長い被毛をからまったままにしておくと、皮膚炎の原因になることも。ブラッシングは、毎日丁寧におこないましょう。
【僧帽弁閉鎖不全症・気管虚脱・皮膚炎など】
・シー・ズー
目が大きいので外界からの刺激を受けやすいので、目の病気に注意。被毛が目に入らないように、束ねたり、カットしましょう。
【アレルギー性皮膚炎・結膜炎・副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)など】
・ポメラニアン
骨が細く、骨折や脱臼をおこしやすいので、屋内を滑りにくい床材にしましょう。約5歳ぐらい以上の春から夏にかけて気管虚脱をおこすことがあるそうです。
【骨折・気管虚脱・子宮蓄膿症など】
・ビーグル
スタミナがあり食欲も旺盛なので十分な運動が必要です。食事管理にも気を使い肥満には注意しましょう。また。皮膚炎になりやすいので、被毛の手入れは、しっかりおこないましょう。
【アレルギー性皮膚炎・白内障・緑内障・てんかんなど】
・パグ
顔のしわの間もよく拭いて、皮膚炎を防ぎます。短頭種の特徴として呼吸困難をおこしやすいので、体調不良を見逃さないようにしましょう。
【角膜炎・アレルギー性皮膚炎・軟口蓋過長症・熱中症など】
・ミニチュア・ピンシャー
皮膚炎をおこしやすいので、体をよく拭いて清潔にしましょう。また、活発なので運動は十分におこないましょう。
【皮膚炎など】
今回もいかがでしたか?
あくまでも参考にしていただくものなので必ずではありません。何かご不明点やご心配がありましたらご遠慮なくお問い合わせ下さいね。
前回もお伝えいたしましたが、 病気になってから病院に来院するより まずは若年犬は年に1回、高齢犬は年に2回、定期健診で元気な姿をみせにきて下さい。
これが、みなさんの大切な家族であるワンちゃんたちへの愛情飼育だと思います。
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。