スタッフ日記

こんにちは(^^)/
あま動物病院の獣医師の津田です。

最近ウサギさんを連れて来られる方が多いので、ウサギさんについて記事を書きたいと思います。

今日はウサギさんの牧草について!!
うさぎさんの牧草としては主にチモシーとアルファルファという種類があります。
チモシーはイネ科の牧草で、粗繊維の含有量が高く、低タンパク、低カルシウムです。
一方、アルファルファはマメ科の牧草で、高カロリー、高カルシウムです。

一見すると、アルファルファの方が良さそうですが、アルファルファをたくさん与えてしまうと、胃腸にガスがたまってしまう鼓脹症や、カルシウムの尿石ができてしまうことがあります。

なので、うさぎさんの健康を考えると、ペレットと同時にご飯をあげるのであればチモシーをメインとした方が良いでしょう(^^) しかしアルファルファが全く良くない!!というわけではなく、タンパクやカロリーが少ないのが心配であれば、チモシーにアルファルファを少し加えても良いでしょう!

牧草をしっかりと食べていれば、歯や胃腸の病気のリスクを大幅に減らすことができます。
牧草の量の目安としては
成長期のうさぎさん(4~5ヶ月齢)ならば牧草は体重の2.5%以上(例:体重が500gのうさぎさんなら12.5g以上の牧草をあげる)
大人のうさぎさん(6ヶ月齢以上)は体重の1.5%以上(例:体重が1kgのうさぎさんならば15g以上の牧草をあげる)
食べてくれると良いです。

牧草に関しては、基本的に十分な量を常に置いていただくといったあげ方がベストです。

うさぎさんに関するご相談などありましたら気軽にご相談下さい(^-^)

津田 郁也

2021年現在、犬と猫のみの対応となっております。