No.146 ストレスの少ないワンちゃんにそだてるには・・・(^^♪
こんにちわ
あま市、大治町、清須市、中村区近郊にありますあま動物病院です。
やっと一雨きてくれましたね
気圧の変化は、人間にも動物にも体調の変化を起こさせるようです。
体調管理、お気を付け下さいね。
今日は『ワンちゃんとストレス』についてお話しさせて頂きます。
ストレスが原因で胃腸炎を引き起こしてしまったり、分離不安症に陥ってしまったり、お家から一歩も外に出ることができなくなってしまったり…。
人間と同様ワンちゃんにとってもストレスは、快適に生活を送っていくために少ないに越したことはありません。
ではストレスを受けやすいのは、どんな性格のわんちゃんなのでしょうか?
一番に言われているのは、子犬の頃の社会化不足です。
社会化と言うと難しく聞こえますが、簡単に言えば生後2ヶ月から4ヶ月のなんでも受け入れやすい時期に、色々なことを経験させて慣らしておく、克服させておくということです。
例えば、
*お留守番
飼い主さんと四六時中一緒に居られるのはとても幸せなことですが、少しの時間でも飼い
主さんと離れていることが過度なストレスになるようだと、分離不安症になってしまいます。
子犬の頃から少しずつ留守に慣らしておく必要がありますね。
*子供の声や動き
ワンちゃんは一般的に、女性よりも男性、大人よりも子供、動きのゆっくりな人よりも素早い人の方にストレスを感じやすいと言われています。
大人しかいないお家で育ったワンちゃんは、子供の声や動きを脅威と感じストレスになります。
身を守ろうとするあまりに噛み付いてしまう…なんていうことも!
子犬の頃から公園などに散歩に連れて行き、怖がらせないように子供に慣らしておくことで、いざという時の事故防止にも繋がります。
*色々な音
チャイム、掃除機、花火、カミナリなど怖がって吠えたり、震えたり、ひどい場合には失禁したり胃腸炎を起こすなんていうことも。
子犬の頃から怖がらないよう克服させて自信をつけておくことで、少々の音には動じない子に育ちます。
その他にも帽子をかぶった人、髭の生えた人、杖をついた人、自転車、他の犬などなど
克服させておくべきことは沢山‼️
どれもこれも、怖がらせないように慣らしていくことがとても大切です。
最初から怖がりなワンちゃんを飼ってらっしゃる飼い主さんは細心の注意が必要です。
社会化について疑問や、怖がりで色々なことに克服させることが難しそうなど、不安に感じることがありましたら気軽にあま動物病院までご相談くださいね♪
酒井 利江