スタッフ日記

こんにちは!愛知県あま市、大治町、清須市、稲沢市、中村区周辺のあま動物病院です。

みなさん、昨年のフィラリア予防はちゃんと最後までされましたか?
蚊が少なくなったからと言って途中でやめてしまってはいませんでしたか?
蚊は秋の終わりごろの方が、子孫を残す栄養を取るために必死になって血を吸おうとしています。
数が少ないからと気を抜くと、フィラリアに感染してしまうので、ご注意ください。

当院では、フィラリアの予防を4月から12月までお願いしておりました。
それは、この地域の蚊がとても活動的で、3月から11月まで蚊に刺される可能性があるからです。
フィラリアの予防薬は、予防薬と言いつつも駆虫薬です。
体内に入ったフィラリアの幼虫が、体の中で1カ月成長した状態のものを100%駆虫します。
体内に入ったばかりの幼虫や2カ月ほど成長してしまった幼虫は100%駆虫できません。
ですので、蚊が見られ始めて1カ月後から飲ませ始めて、蚊がいなくなって1カ月後まで飲ませるお薬なのです。

さて、そんな毎月の投薬が「面倒くさーい!」とか、「うっかり忘れちゃうのよね!」とかいう方はいらっしゃいませんか?
そんな方には、フィラリアの予防注射をおすすめします!
1回接種するだけで、1年間効果が持続するので、毎月の投薬や飲まし忘れがなくなります!

1年間効くなんて、強い薬なんじゃないの?と思われる方もいるかもしれません。
この薬は成分としては飲み薬で使われているフィラリアのお薬と一緒です。
打った部位から1年間かけてゆっくりと体に吸収されていくため、1年間効果を発揮します。
海外では、すでに10年以上使われており、アレルギーの発生率も混合ワクチンと同程度というデータが出ています。
オーストラリアでは、飲み薬ではなくこの注射がフィラリア予防の主流になっているそうです。

ただし、当院では接種をお断りする子もいます。
それは、①1歳以下のわんちゃん、②アトピーや食物アレルギーなどがあるアレルギー体質のわんちゃん、③ワクチンを打ってアレルギー反応が出たことがあるわんちゃん です。

2月~3月に接種される方を対象にお得なキャンペーンを実施いたします!
2月に接種された方は、接種前に行うフィラリア抗原検査を70%OFF、3月に接種された方は、50%OFFさせていただきます。
この時期に来ていただくと、ワクチンとフィラリア予防で混み合う病院で、待っていただく時間が少なくなると思います。
また、現在は、予約を取っていただくことは可能ですが、4~5月は診療の予約に制限を設ける予定です。
お知らせを開始して3日ですが、すでに10件以上のご予約を頂いております。
フィラリアの注射薬には、限りがございますので、ご希望の方はお早めに。
そして、ご予約いただいた方には、先着50名様にカワイイお散歩バッグのプレゼントもあります!

関 悠佑