No.104 犬のお仕事(頭脳編)
こんにちは、海部郡、清須市、中村区、中川区、津島市の近隣にありますあま市のあま動物病院です。
前回、ご紹介いたしました犬のお仕事で今回は頭脳編です。
皆様もご存知の通り犬はとっても頭のいい動物です。
固体によっても違うそうですが、人間の3歳児以上の能力を持つものもいるそうです。
では、どんなお仕事があるのでしょうか。
【盲導犬】
目の不自由な方々が自由に外出できるように道にある段差や角などの障害物を教えてくれて
安全に歩くためのお手伝いをしてくれます。
盲導犬は、通常 白か黄色のハーネス(胴輪)をしています。
誕生~生後2ヶ月
・母犬や兄弟犬と共に生活して社会性を養う。
生後2ヶ月~1歳
・パピーウォーカーと呼ばれるボランティアの家庭に預けられ人間との社会性を養う。
1歳~2歳
・約1年かけて盲導犬としての必要な資質をトレーニングする。全国に訓練場は9ヶ所だそうです。
1歳~10歳
・共同訓練を終了すると、視覚障害者の方との共同生活が始まります。
10歳~
・盲導犬に引退の年齢制限はないそうですが、皆さんのワンちゃんと同じで10歳くらいになると
目をはじめ老化する部分が多くなってくるので、この位の年齢で引退する事が多いそうです。
引退後は愛玩犬(ペット)として新しい家族に迎えられらたり、リタイア犬ボランティアの元に迎えられるそうです。
ジャーマン・シェパード、ゴールデン・レトリバー、ラブラドール、など。
【聴導犬】
聴覚障害者の方の生活が円滑に運ぶようにサポートする。
生活音を飼い主さんに知らせることです。ドアチャイム、電話、FAX,目覚まし、やかんの沸騰音、火災報知器などや
屋外では自転車のベル、車のクラクションなどをさまざまな物を聞き分けるそうです。
聴導犬はオレンジ色のチョッキを着て、オレンジ色のリードを付けています。
【介助犬】
手足が不自由な方の日常生活を助ける。
落としたものを拾ってくれたり、ドアの開閉、スイッチのON/OFF、衣類を脱がせる、体をささえる、
車椅子の移動補助、他の人を呼びに行くなど。
屋外では「介助犬」と明示されたチョッキを着ています。
このように私たち人間の為にお手伝いをしてくれるとても頭の良いワンちゃんたち。
とてもスゴイですね。
どのお仕事犬も飼い主さんの為にお仕事をしてくれています。
簡単に「声かけ、口笛を吹く、なでる、餌を与える」など
犬の集中力を邪魔する行為は慎むのがマナーですね。
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
村松 めぐみ