スタッフ日記

こんにちは、海部郡、清須市、中村区、津島市近隣にありますあま市のあま動物病院です。

最近では喫煙場所などが限られており、その為 規制のない屋外の道端で喫煙される方もいらっしゃいます。

ここで飼い主様にお気をつけいただきたいのが、お散歩中のワンちゃん達の吸殻の誤飲です。


タバコに含まれるニコチンは中毒症状がでます。
犬の場合、体重1kgあたり1~2mgで中毒を起こし、8~12mgで致死量と言われています。
タバコの箱に記載してあるニコチン量は、喫煙したときに取り込まれる量であり、
1本丸ごとに含まれるニコチン量はなんと数倍以上になっているそうです。

危険の目安
小型犬(5kg目安)1/3~1/4本で中毒、2本以上で致死量
中型犬(10kg目安)1/2~1本で中毒、4本以上で致死量
大型犬(20kg目安)1本で中毒、8本以上で致死量
*あくまでも目安です。それぞれ個体差がありますので上記以下の量でも危険な場合もございます。

今、ご案内したのは真っ新なタバコの場合で吸殻が水に濡れていると
もっと重症になる場合もあります。

では、誤飲をしたらどうしたらいいのでしょうか?
何も飲ませず、即 獣医さんに診てもらいましょう。

何かご不明点などございましたらご遠慮なくご来院、お問い合わせください。
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

村松 めぐみ