No.22 脂質異常症
最近、病院に行ってきました。
実は、昨年に続き今年の健康診断でも悪玉(LDL)コレステロールが高く、善玉(HDL)コレステロールが低めだったのです!
先日テレビで高脂血症の特集をやっていて、動脈硬化による心筋梗塞や脳梗塞、腎不全、膵炎など恐ろしいことが言われており、これはイカンと思い受診してきました。
犬猫でも高脂血症はあるのですが、人とは生理的に異なる部分があり、人ほどの問題を生じない場合が多いのです。
詳しくは、次回のブログで書きたいと思います。
現在は、高脂血症ではなく脂質異常症と呼ぶそうです。
それは、悪玉コレステロールや中性脂肪が高かったり、善玉コレステロールが少なかったりすることが問題であり、善玉コレステロールが高くても問題はないからです。
悪玉コレステロールとは、肝臓から全身の細胞へ運ばれるコレステロールのことで、これが多いと細胞に取り込みきれないコレステロールが血管内に余ってしまい、動脈硬化を引き起こします。
善玉コレステロールは逆に、血管内に余ったコレステロールを肝臓へ回収します。
悪玉コレステロールが正常範囲内でも善玉コレステロールが少なすぎると、血管などで余っていたコレステロールが肝臓へ回収されないので、やはり動脈硬化を引き起こします。
ですから、善玉と悪玉の割合が重要となります。
ちなみに悪玉コレステロールが多く組織にコレステロールが長年取り込まれることで、黒目の淵が白くなったり、アキレス腱が1センチ以上の太さになってくるそうです。
原因として考えられるのは、遺伝や生活習慣になります。
遺伝性の場合は、生活習慣の改善だけではなかなか良くならないことも多く、薬などによる治療も必要になります。
放っておけば、冒頭でも述べたような動脈硬化による心筋梗塞や脳梗塞、腎不全、膵炎など恐ろしいことが起こりますので、治療はなるべく早くした方が良いようです。
私の場合は、まだ血圧の問題がなく、症状がよく出る年齢より若いということで、まずは栄養士の方に食事の指導をしてもらい、適度な運動を心掛けることにしました。
ここで栄養士の方に聞いた裏情報です。
よく脂質異常症のしおりやインターネットに掲載されている情報では、大豆製品の摂取を進めています。
これは、大豆に含まれる食物繊維とたんぱく質がコレステロールを下げてくれるからです。
しかし、私は大豆食品が大好きで、毎朝ヨーグルトにきな粉と豆乳を入れて食べていましたし、夜は納豆を食べることも多かったのですが、このザマでした。
それは、どうも大豆食品を取りすぎると善玉コレステロールも上がらなくなってしまうようです。
適度であれば、良いのだと思いますが、過ぎたるは及ばざるが如しということでしょう。
そして、野菜を多めに取り、肉も食べていいから、バランスよく食事をとることが大事だそうです。
そして、私はタバコは吸いませんが、タバコは動脈硬化を悪化させたり、その他もろもろ悪いことしかないので、絶対辞めた方が良いようです。