スタッフ日記

5日程前からやっと病院建築の工事が始まりました。 仮設トイレとプレハブの事務所が設置され、アスファルトが剥がされて、建物の建つ部分に地縄が張られました。 ここまでくるのにとても長くかかった感じがしています。


私が、開業に向けて動き出したのは、昨年の3月頃でした。
開業支援のコンサルタントの方にお願いし、打ち合わせを繰り返し、どこでどんな病院を開くのか検討しました。
開業するための物件をインターネットで探したり、仕事が休みの日には、車で探しまわりました。
そして、良さそうな物件があれば、市場調査をして検討し、不動産屋に話を聞いたり、時には法務局で地主の方を調べて直接交渉にも行きました。
そして、今回の場所に決め、設計会社さんを選定し、設計が開始されたのは、3月頃だったでしょうか。
当初の予定では、年内開業の予定でしたが、予算と建築見積もり額の開きがあり過ぎて、設計の見直しが続きました。
年内予定は、年明けに。さらに2月、そして3月へと延びてしまいました。
その間にも、銀行との融資交渉や土地の交渉など様々なイベントがあり、多くの方にお会いしていただきました。
工事は、開始されたものの、設計の見直しは現在も続いており、これから医療機器等の選定などもしていかなければなりません。

これだけの時間と労力をかけていると、開業が”目的”と錯覚してしまっていることがあります。
あくまで着工も病院完成も一つの”目標”であり、今の”目的”は、「地域のお役に立ち、必要とされる動物病院を作り上げること」などです。
今はそのための準備期間でしかありません。
早く目的に近づくためにも、この準備期間を有効に活用しなければと自分に言い聞かせております。