スタッフ日記

最近、肌寒くなってきましたね。
こういう季節の変わり目は、動物達が体調を崩しやすい時期です。
特に温かくなってきた春先と、肌寒くなってきた今の時期は、注意が必要です。
病院でも食欲低下や下痢、嘔吐で来院される子達が増えます。
その他、膀胱炎や椎間板ヘルニアの症状が現れる子達も増えます。
ですので、普段よりも飼っている動物の体調を気にしてあげてください。
膀胱炎では、
・頻繁におしっこをするようになったり、
・おしっこが出ないのに何度もおしっこをする姿勢をとったり、
・尿が茶色や赤色になったりしますし、
・食欲が落ちる場合もあります。

椎間板ヘルニアでは、初期は痛みが出るので、
・じっとしてあまり動かなくなる
・震えている
・触ったり抱いたりするとキャンとなく
・普段上がる様なソファや階段等の段差に上がらなくなる
といった症状が出ることがあります。

さらに症状が進むと、脊髄障害による麻痺が出て来るので、むしろ痛みは薄れていく傾向にあり、麻痺が現れてきます。
・足がもつれる
・転ぶ
・立ち上がれなくなる
などの症状が出てきます。

どういう場合にしろ、おかしいなと思ったら、早めにかかりつけの動物病院に受診された方が良いでしょう。