スタッフ日記

みなさんこんにちは!
大治町、清須市、津島市、愛西市、稲沢市、名古屋市周辺にあります あま市の あま動物病院の関です。

予防シーズンの到来です!!
これから何回かにわけて、簡単に予防のご説明をしていきたいと思います。

第1回目の今日は、ノミ予防についてです。

ノミ(犬ノミ、猫ノミ)は体調3mmほどの節足動物で、犬猫の体表に寄生して吸血します。
ノミが寄生することで、激しいかゆみ、アレルギー症状、サナダムシの寄生、バルトネラ菌などの感染症の媒介を起こすことがあります。
犬ノミ、猫ノミは人には寄生しませんが、人にも吸血し激しいかゆみを起こします。

ノミはノラ猫さんや予防していないワンちゃんやねこちゃんに寄生していることがあります。
感染経路は、ノミに寄生されている動物さんと直接接触するのはもちろんですが、同じ場所や施設を利用したり、落ちた卵やサナギが人の靴の足裏について家に持ち込まれてしまうケースもあります。

ノミは1匹いるとサナギ、幼虫、卵が約20匹分いると言われています。
またノミの寿命は数週間ですが、その間に多いと2千個ほどの卵を産みます
そして卵やサナギは床に落ちて半年ほど生きていられるのです。
一度家に持ち込まれると大変なことに!!
そのため、感染してから駆虫するのではなく、大切なワンちゃんねこちゃんはもちろん一緒に暮らす人の健康も守るためにも、しっかり未然に予防して感染を防ぎましょう!!
そして、最近は暖冬や室内飼育のワンちゃんネコちゃんが増えて、1年中寄生されているコもいます。
実際、病院でも冬場にノミをつけてくる子を見かけます。
ノミに関しては特に通年予防がお勧めです。
最近では、ノミ・マダニの予防効果が3ヵ月持続するお薬や、フィラリアも一緒に予防できるお薬もあります。
動物さんの性格やライフスタイルに合わせて選択ができますので、お気軽にご相談ください。



この記事に関連している記事の一覧