No.533 犬のうれしょん
名古屋市、大治町、清須市、津島市、稲沢市、愛西市の方にご利用頂いているあま市のあま動物病院の田之上です。
朝晩が冷えるようになりましたね。気温の変化で体調を崩されてはいませんか?
我が家は息子二人が鼻風邪をひいてしまいました。皆さんもお気をつけ下さいね。
ところで犬のうれしょん、一回は聞いた事ありますよね。
我が家の愛犬ねねも仔犬の頃よくうれしょんをしていました。
大人になった今はもうしませんが、仔犬の頃は絨毯の上でも嬉しくて興奮するとしてしまうので慌ててペットシートを履いたのを覚えています。
そこでうれしょんの原因と対策を簡単にお話しさせて頂きます。
*原因*
①極度の興奮が原因の事がほとんどです。飼い主さんが帰ってきた時、遊んでいる時に起きます。
犬は興奮すると感情がコントロール出来なくなり膀胱の筋肉が緩くなりおしっこが漏れてしまう事があるのです。
②犬はおしっこをする事で相手への服従心を示す事があります。
服従を表す体制(お尻を丸める、耳を伏せるなど)を取りながらおしっこをします。
服従心からのうれしょんは相手に恐怖心を感じ
「自分はあなたに逆らいません」
という気持ちを示したい場合に起きます。
*対策*
①仔犬のうれしょんは成長と共に自然と治る場合があります。
しかし仔犬のうちから治したい、成犬になっても治らない場合、まずは犬を興奮させない事から始めましょう。
帰宅時大きな声で「ただいまぁー」と声をかけるのはやめましょう。
帰宅するたびに飼い主が冷静に接していると落ち着いて出迎えができるようになります。
②服従性排尿をする場合にはまず不安感を取る事から始めてみましょう。
トラウマを抱えている犬などは時間がかかるかもしれません。
服従しなくても攻撃されない事、安心していいことを犬に教えてあげましょう。
焦らずゆっくりと対処してあげる事が大切です。
犬がおしっこをしてしまっても絶対に叱らず恐怖心を与えないで下さいね。
当院では、家庭犬しつけインストラクターの方に来て頂き仔犬のしつけ教室を開催しております。
そこでは、仔犬と楽しくしつけのコツを教えて頂けます。
講義や実技の後には時間の許す限り質問にも答えて頂けるので是非ご参加下さい。
詳しくは当院HP、公式LINEでもお知らせしております。興味のある方はお気軽にお問い合わせ下さい。
最後までお読み頂きありがとうございました。