スタッフ日記

名古屋市、大治町、清須市、津島市、稲沢市、愛西市の方にもご利用頂いているあま市のあま動物病院の村松です。


私事ですが、昨年は我が家にとっては大変な年でした。

娘が10万人に数人の割合でしか発症しない病気になりました。
ちなみにあま市の人口は8万7千人ほどです。
あま市には、同じ病気の方は、いらっしゃらないかもですね。

発症する前(数日前)に、学校で行なった健康診断の血液検査、そして16才を過ぎたので初献血の結果では異常なしでした。

が、しかし
大変な闘病することになってしまいました。

私が皆さんに今回お伝えしたいことは

先月、先週、昨日まで元気で病院で異常なしと言われていても

元気にスポーツをして食欲があって顔色も悪くなかったのに

お散歩も元気よくしてフードも残さず食べていたのに

今日、明日に突然病気になることはあり得ることなんだと。
年寄りだけでなく若くてもです。

医師、獣医師も想定できない突然発症する病気もあるのだと。

身をもって私は経験したので、はっきりとお伝えできます。

人間も動物も同じです。

なので
勘違いをしていただきたくないのは、「ついこの間、異常なしだったのにどうして?」と
飼い主さまから疑問のお声を頂くことがあります。

正直、私も娘の病気が発症したとき同じようなことが頭を過りました。

が、それは
検査をしたその日、その瞬間の診察や検査では異常がみられなかったということだったのです。

不運にも次の日、翌週、翌月に突然、前触れもなく病気になることは悔しいのですがゼロではないのです。

健康診断が意味がないということでは全くありません。
健康診断をすることで、早期発見ができ早期治療に繋がることも多く、全体的に見れば寿命や健康寿命を伸ばすことにつながります。

一方でその範囲を越えるものも残念ながら、
うちの娘のように世の中にはあるということを皆さんに知っていただきたいと思いまして今回、お話しさせていただきました。

おかげさまで現在、娘は治療をしながら大好きな学校にも登校できるようになり
大好きなスポーツも徐々にできるようになっております。

今年も皆さま、動物ちゃんが健康で幸せな生活ができますよう、私たちスタッフ一同お手伝いさせていただきます。

ブログでこのような内容に気分を害された方がいらっしゃいましたらお詫び申し上げます。

本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。