スタッフ日記

No.434 犬の避妊手術と乳腺腫瘍の関係(2021/2/8)

こんにちは♪
海部郡・津島市・清須市・名古屋市に隣接しております あま動物病院の丹羽です(*^^*)

度々 こちらに登場している
我が家の愛犬ビビ。
2年前、5歳の時に我が家にやってきて
ビビが避妊手術を受けたのもその頃

。 犬の場合、末避妊、もしくは数回発情した後に避妊手術をした場合、乳腺腫瘍の発症リスクが高まることをご存知でしょうか?

ビビは後者に当てはまる為、日頃からしこりはできていないかな~(゜ー゜)(。_。)と、胸からお腹にかけてよく触っていました。

毛足も短い為、目視もしやすいのに…

先日、乳首の根元に膨らみを発見(;゜д゜)
いつの間に現れたのかしら(´д`|||)
嫌な予感は的中です……まさに乳腺腫瘍でした。
幸いにも腫瘍はまだ小さく、早期発見とのことでしたが、まだまだ安心はできません。

犬の乳腺腫瘍の場合
良性が50%、悪性が50%とも言われています。
さらに、悪性のうちの50%は肺に転移をしていく悪性度の高い腫瘍。

じゃあ、うちの子は良性?悪性?

これを知るには、腫瘍を切除し、切除したものを病理検査に出さなくてはいけません。
腫瘍の大きさや数、全身状態にもよりますが、基本的には全身麻酔をかけての切除術となります。

ビビも例外ではなく
麻酔をかけて腫瘍とその部分の乳腺を切除し、病理検査をすることになりました。
切除する範囲も、腫瘍部のみの切除から、脇の辺り~股の辺りまである片側の乳腺を全部切除する場合もあります。

その傷痕は痛々しいの言葉では済むようなものではありません( TДT)

お願いだから病気とは無縁であってほしい!
全ての飼い主様が、そう願うものです。

もし、この乳腺腫瘍の発症を予防できると知ったら
皆様は予防してあげたい!と思いますか?

その予防法は、避妊手術。
そして、避妊手術を行うタイミングも重要です。

初めての発情前に避妊手術をすることで
乳腺腫瘍の発症を90%を越す確率で抑えることができると言われています。
1回発情後、2回発情後、と回を重ねるごとにその確率は低下していき、4回発情後だと、末避妊と発症リスクが変わらないとも言われています。

すなわち、避妊手術は早ければ早い方がいいのです。
とは言え、むやみに早くするのではなく、当院では、体がある程度成長し、初めての発情がみられる直前の6か月齢~の実施とさせて頂いております。

乳腺腫瘍に特化してみると
避妊手術を早くした方がいい!と思いますが、避妊手術をした後は、子どもを産ませることができなくなるというデメリットも。

また、全身麻酔を使うので、体にかかる負担も考慮しなくてはなりません。

どんな治療や予防も
メリット・デメリットを知った上で
行うか行わないかを考える必要があります。

もし避妊手術を受けない、を選択したとしても、乳腺腫瘍の発症リスクを知って選択していれば、今後気を付けて見てあげることができますよね!

日頃から、おうちの子の体をよく触り見てあげる。
そうすることで乳腺腫瘍に限らず、様々な異変に早く気付くことも多いものです。

犬・猫いずれも、おうちの子がリラックスしている時に、触られるのが心地良いと思ってくれるように、優しく全身を触って見てあげて下さい(*^^*)

写真はビビの腫瘍を見つけた時のものです。
こんなに小さくても、これは病気です。
様子を見すぎず、気になることがあれば
早めに受診をして頂きたいです。

術後、包帯ぐるぐる巻きですが
小さな体で頑張ってくれています(о´∀`о)

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