前回は、私が救急救命講習で習ったことをお話をしました。
では、動物で救急処置が必要な状態になった場合はどうなのでしょうか?
基本的に人と同様の対処となります。
ですが、違わざるを得ない部分もあります。
それは、救急車が呼べないことです。
(今の時代、飼っている動物は家族同様ですので、呼びたくなる気持ちは分かりますが、基本的には、人命を救うためのものです。)
先日、消防署で救命講習を受けてきました。
開業に際し、今後飼い主様などが心筋梗塞などで急に倒れられる場面に遭遇しないとも限りません。
そんな時にある程度の救命処置ができないといけないなと思ったためです。
当日は、消防署の救急隊員の方達が、とても気さくにわかりやすく教えてくれました。
教わったことを、まとめておきたいと思います。
人と同様にやはり犬や猫でも、高脂血症つまり脂質異常症になることがあります。
ただ、犬や猫の場合は、人と比べて善玉コレステロールが多いことが多いため、動脈硬化の発生が少ないとされています。
しかし、人と比べれば少ないというだけで、動脈硬化にならないわけではありません。
そして、中性脂肪が高い(500mg/dl以上)と急性膵炎のリスクが高まります。
急性膵炎も命の危険のある恐ろしい病気です。
最近、病院に行ってきました。
実は、昨年に続き今年の健康診断でも悪玉(LDL)コレステロールが高く、善玉(HDL)コレステロールが低めだったのです!
先日テレビで高脂血症の特集をやっていて、動脈硬化による心筋梗塞や脳梗塞、腎不全、膵炎など恐ろしいことが言われており、これはイカンと思い受診してきました。
犬猫でも高脂血症はあるのですが、人とは生理的に異なる部分があり、人ほどの問題を生じない場合が多いのです。
建設中の当院ですが、建物の基礎が完了しました!
今のところ工事は順調に進んでくれていますが、設計の方では現在でも色々変更しており、設計士の方や建築会社の方はかなり頑張ってもらっています。
私の方は、設計のことで私が決定しなければいけないことを考えながら、医療機器選びも平行して行なっています。
限られた予算の中から自分の理想、飼い主さんや動物達が快適に過ごせることや、診察精度や安全性の向上などを追い求めています。
昨日は、今年の春に岐阜で開業された動物病院に見学に行かせてもらってきました。
半年を過ぎて開業というイベントを振り返ってもらい、色々と教えてもらってきました。
開業前の準備で大変なことや、早めにやっておいた方がいいこと。
設計上ここは良かった、悪かったなどなど、とても参考になりました。
教えてもらったことを取り入れて、最初からしっかりとしたサービスを患者さんに提供していきたいと思っております。
甚目寺観音では毎月12日に朝市がやっているんですね!
わたくし初めて知りました!
たまたま12日の9時頃に甚目寺観音の前を車で通ると、人の流れが多く、甚目寺観音の境内の中にはテントと「漬物」のノボリがちらっと見えました。
道路には交通整理をする誘導員さん、そして甚目寺観音の駐車場は満車状態です。
「朝市でもやってるのかな」と思いながら北に走っていくと、駅の方からも甚目寺観音の方へ行く人の流れ。
電車に乗って人が来るほどというのは、興味をそそられます。
ちょっとスマホで調べてみると、なかなか人気の朝市のようで、しかも土日は非常に込み合うため平日が良いとのこと。
来月の12日は、土曜になってしまうので、ズバリ木曜日のその日に行ってみることにしました。
前回の話の中で、夜間救急病院に長期間勤務する難点の一つとして、治療の経過が追えないから、ということをお話ししました。
これは、昼間の病院でも気になるところです。
自分がおこなった治療によって、良くなったのか、変わらなかったのか、良くなったならどのくらいの時間をかけてどの程度良くなったのかなどは、ぜひとも知っておきたいことなのです。
なぜならその経験が、その後の診療に非常に役に立っていくからです。
継続で診察に来ていただける場合はこれがわかるんですが、次の診察にいらっしゃらない(orいらっしゃれない)方もいます。
これが、治ったから来なくなったのか、治っていないけど来なくなったのか、経過がわからないと、その後同じような症状の子が来た時にその時の経験を活かしていくことが難しくなってしまうのです。