先日、岐阜県の夜間救急動物病院で久しぶりに働いてきました。
私は、今年の2月まで、昼間の勤務の傍ら週1〜2回で2年程働いていました。
開業準備のため辞めたのですが、今回は、その日だけどうしても出られる勤務医がいないということで、臨時で勤務してきました。
その日の診察は、5件だけでしたが、瀕死の仔猫も来院し、最後まで休む暇のない勤務となりました。
「致知」という雑誌をご存知でしょうか?
人間学を学ぶ月刊誌というもので、1978年から発刊されています。
11月号にイエローハット創業者の鍵山秀三郎さんの講話が載っていて、良いことがたくさん載っていたので、一部紹介したいと思います。
太字は私個人の感想です。
第9回のブログの時に少し書かせていただいた、椎間板ヘルニアの手術をしたワンちゃんですが、歩けるようになってきたそうです。
とても嬉しいです。
これも、希望の丘どうぶつ病院の山口先生ご夫妻やスタッフの方々、飼い主さん、ミニチュアダックスのクウちゃんがリハビリを頑張った成果だと思います。
椎間板ヘルニアに限らず、手術は治療のために行ないますが、あくまで治す方向づけをするに過ぎません。
手術時間も数時間です。
5日程前からやっと病院建築の工事が始まりました。 仮設トイレとプレハブの事務所が設置され、アスファルトが剥がされて、建物の建つ部分に地縄が張られました。 ここまでくるのにとても長くかかった感じがしています。
動物にとっては危険な作用のあるコーヒーですが、人の歴史では、その作用は、薬として利用されていました。
最初に文献として残されたのは、1000年以上も前になります。
この時すでに「消化作用、強心作用、利尿効果」が医師により記載されています。
前回、コーヒーの話をしましたが、全国でコーヒーの消費量が多い地域はどこだかご存知ですか?
掲載したの務省のデータ(県庁での統計)によると、1位は京都でした。
京都というとお茶を想像してしまうのですが、意外なことにコーヒーを飲む人が多いんですね。
私は、喫茶店が多いことから、名古屋が一番だと思っていましたが、名古屋はなんと31位でした。
面白いことに、外食費の中の和食の消費金額1位は、京都ではなく名古屋だそうです。
京都は26位。
気温が下がってくると、温かい飲み物が美味しくなってきますね。
開業の打ち合わせでよく喫茶店を利用させてもらっていますが、夏場の冷たい飲み物からホットを注文するようになってきました。
みなさんは、お茶の時間には何を飲みますか?
コーヒーですか?紅茶ですか?やはり日本人なら緑茶という方もいらっしゃるでしょう。
みなさんが普段からよく飲む飲み物が、一緒に暮らしている動物達にとって危険な飲み物ということは知っていますか?
最近、肌寒くなってきましたね。
こういう季節の変わり目は、動物達が体調を崩しやすい時期です。
特に温かくなってきた春先と、肌寒くなってきた今の時期は、注意が必要です。
病院でも食欲低下や下痢、嘔吐で来院される子達が増えます。
その他、膀胱炎や椎間板ヘルニアの症状が現れる子達も増えます。
ですので、普段よりも飼っている動物の体調を気にしてあげてください。